2020年中にApple Silicon採用のMacBookの販売開始が確実となった状況で、必要に迫られて泣く泣くMacBook Pro 13″を買ってしまいました。
わたし自身Macは好きですが、わずかのApple株を保有しているものの、特別なApple信者でもなければテッキーでもなく、会社の仕事ではWindows PCでMicrosoftのOfficeアプリを使う程度、プライベートでは5年ほど前に購入したMacBook Airを、基本ネットサーフィンやメールチェックで使うだけのライトユーザーです。
6月のWWDC 2020でAppleのCEOのTim Cook氏がApple Siliconの発表をし、年内にApple Silicon搭載Macのリリース予定であることを聞いた時も、弱小投資家としては興味ある話ではあったものの、一般Macユーザーとしては直ぐには関係ないことと思っていました。
Intel MacかApple Silicon ARM Macか?
しかし、8月に当ブログOnSaleAmericaを立ち上げてから、サイトで画像などを多く使用し始めたためか、現在使用しているMacBook Air(2015)にパワー不足も感じ始め、例の「レインボーカーソル」が出ることも多くなり、
一度はIntel MacBookの購入も考え、Apple Silicon ARM Macが年内に発売される予定のこの時期に、「Intel Macを買うべきか、あるいはApple Silicon ARM Macを待つべきか?」について、ネットで色々と意見・議論されている記事を読んだりもしました。
Wirecutter、MacRumors、Macworld、How-To Geekなどのネット記事から、Intel Macを買うべき人とApple Silicon Macを待って買うべき人を整理すると、
Intel MacBookを買うべき人 | Apple Silicon MacBookを待つべき人 |
---|---|
-MacでWindowsを動かす必要がある -新Macで全ての仕事をこなす(backupなし) -色々なアプリを使う -今すぐにMacが必要 | -Windowsは不要 -2台目のMacとして考えている -今すぐにどうしても必要なわけではない -新しモノ好き |
とのことで、
要はWindowsも使うのであれば、Intel Macである必要があるとのこと(ARM Macだと現時点では未対応)、
MacでWindowsは使わないとしても(大部分の人はそうかと)、
初代モデルの宿命として、ソフトウェアのバクやハードに関しても多かれ少なかれ問題が発生するので、完全なメイン機としてのMacBookを購入するのであれば、現在のIntel Macを購入すべき、もし何か問題が起こってもiMacなど他にも端末を持っているのであれば、新しいMacを真っ先に楽しむことができるメリットも含めて、Apple Silicon ARM Macを待った方がよい、といったのが大まかな意見でした。
わたしは「Intel MacBookを買うべき人」には全く該当しないため、もう少しMacBook Air(2015)でがんばりながら、ARM MacBookを待つことに決めました。
一転、Intel Mac購入へ
ところが、
その後何をするにも動きが顕著に遅くなり始め、9月の中頃からはレインボーカーソルがかなり頻繁に出るだけでなく、Macが完全にフリーズしCommand+Control+Powerで強制再起動せざるを得ないことも多くなり、OnSaleAmericaの毎日のアップデートにも支障をきたしつつある中、突然壊れて動かなくなってしまっては困るので、
思い切ってIntel Macを購入することに決めました。
その頃には、Apple Silicon ARM Macの販売開始時期やモデルに関しても調べ始めており、Apple Silicon ARM採用の初代モデルとしてMacBook 12″とMacBook Pro 13″の年内発売、その後MacBook Air 13″やMackBook Pro 14″も続々販売されるなどと噂されている中、「初代モデルは避けて、来年発売が予定されているMackBook Pro 14″を待とうかな・・・」とMacファンを気取り、気持ちはすっかりARM Macにありましたので、正直Intel Mac購入は苦渋の決断でもありました。
MacBook Air(2015)の調子が悪いことから、急いで現機種のスペックを調べた上で(右)、新機種候補の仕様とお買い得情報を調査し、一度はバディーのOSAクンの薦めもあり、MacBook Pro 16″のrefurbished品が確か$1799とeBayでかなり安くなっていたのを見つけ購入しようとしていたのですが、
もうひとつの候補であったMacBook Pro 13″がCostcoでセールとなっているのを見て、MacBook Pro 16″のOpen Box品より$200程度も安かったこともあり(当たり前ではありますが)、価格第一でMacBook Pro 13″購入を決めcostco.comで以下のオーダーをしました。
AppleサイトではOrig. $1,799となっているので、実際は$200 OFFの本体価格は$1,599となります。
一般ユーザーのひとりとしては、
− Thunderbolt 3 (USB-C) は何で4つも必要? ひとつくらいはUSB 3ポートが欲しい
− BatteryがMax10時間と、MacBook Air(2015)と比べても5年の進化を全く感じられない
− (Proだからかもしれないですが)Weightは3.1 lbs(1.4kg)と重めで、昔のMacBookのような他を圧倒するような驚きがない
などと少々不安と不満もありましたが、一方でMacBook Air(2015)からのアップグレードも多く(5年も経っているのですから当たり前ですが)、
+プロセッサーは第5世代の1.6 GHzのCore i5から第10世代の2.0 GHzのCore i5へ
+メモリーは8GBから16GB、ストレージも256GBから倍の512GBでSSDへ
+画面もRetina Displayで綺麗そう
+Touch IDは分かるけど、Touch Barってなに(ワクワク)?
と「サクサク動きそう」と期待を持って決めました。
カラーも少し迷ったのですが、
「Space Grayは傷や汚れが目立ちやすいからSilverの方がよい」というOSAクンのアドバイスに再び耳も貸さず、はじめてのSpace Grayを選択しました。
Space Grayもナイスなカラーだし後悔はしないと思うよ・・・
ARMのMacBook Proもこの2色になるのかな・・・?
Costcoからの購入の決め手ですが、Amazonでもセールで同値まで下がったこともありましたが、丁度購入を決めた時にはAmazon含め他ではセールになっておらず、Newとしてはその時点では最安値であったこと、
そして、
以下のCostcoの独自サービスが、今回のMacBook購入にはとてもピッタリで魅力的であったためです。
- 2nd Year Warranty
- Mac、iPad、iPhoneを使っていますが、特に大きな問題を経験したことがないため、今回もAppleCare+を購入するつもりはないので、メーカー保証が切れた後の2年目の保証が付くのは大変魅力的
- FREE Technical Support
- Macやコンピュータに関してはごく普通の知識と経験しかないので、自分でトラブルシュートできない問題が発生した時に、FREEテックサポートはとてもありがたい
- 90 Day Return Policy
- これが一番大きなポイントですが、もしこのMacBook Pro 13″が気に入らなかったり、あるいはARM Macが驚くような価格、仕様、デザインで発表されたら、返却してARM Macに乗り替えることも可能
開封して使ったコンピューターでも、90日以内であれば返却可能というCostcoのReturn Policyはとてもありがたいね・・・
MacBook Pro 13″ Unboxing
オーダー後数日してUPSでMacBookが自宅に届きました。
コロナ渦にも拘らず玄関前には置いてくれず、UPSのデリバリーのお兄さんから手渡しでの受領となりました。
余談ですが、先日ワインを受領した時もそうでしたが、アルコールと今回のような高価な商品は、他の商品とは違ってコロナ渦でも基本手渡しが必須のようで、不在の場合は玄関前にも置いていってくれないようです。
そして、無事2週間のQuarantine期間も経過したので、箱を開けてみました。
2週間のQuarantine??? 怠けて置きっぱなしにしておいただけでしょ・・・
MacBookのUnboxingは5年振りになるので、ワクワクドキドキ・・・
Space GrayのMachBook 13″が出てきました!!!
そして、この「Designed by Apple in California」の”in California”には、Appleとは全く関係ないただのCalifornia住民にとっても、なぜか誇らしく感じてしまいます。
他には何か入っているのかな〜と続けて中身を開けると、
アダプターにUSB-C給電ケーブルと説明書、そしてAppleシールが2枚だけ・・・
MacBookなんだからそれだけで充分でしょ・・・
“おまけ”でiPhone 12でも入っていると思ったの?
確か5年前にMacBook Airを購入した時にもAppleシールが2枚入っていて、1枚は使ってもう1枚も何かの時に使おうと大事にどこかにしまった記憶がありますが、一度しまったら最後、そのままどこかに消えてしまいました(この2枚も恐らく同じ運命をたどるでしょう・・・)
そして、ジャジャーン
一以前から一度やってみたかった、5年間がんばってきたMacBook Air 13″(2015)と、これから数年間(90日間?)お世話になる新MacBook Pro 13″の外観比較・・・
同じ13″ディスプレイですが、MacBook Pro 13″のベゼル(画面の縁)はかなりスリムになっており(と言っても最新のWindows PCと比べると大したことありませんが)、大きさはMacBook Pro 13″の方が一回りは小さい感じです。
第一印象ですが、画面もかなり綺麗な印象を受けました。
カバーを付けたまま比較しているのを初めてみたよ・・・
しかも、ARM Macが出る直前のこのタイミングで?
実はMacBook Air(2015)の保護カバーを外そうとしたのですが、プラスティックにヒビが入っており、無理に外すと割れてしまいそうなので、どうせ素人の比較ですしそのままにした次第です。 😅
1点MacBook Pro 13″で戸惑ったのは、右と左に2つずつあるUSB-Cポートです。給電にも使うみたいですが、「4つどれを使ってもいいのか???」と。
買った早々壊してもいけないので調べてみたところ、iMoreの記事によると、「4つのいずれからでも給電は可能だが、左側のUSB-Cからの給電はCPUの負荷を大きくしマシンをスローにさせる」とのことで、給電は右側のUSB-Cからすることにします。
加えて、少し困ったのが外部モニターの接続です。
MacBook Air(2015)では、Mini DisplayPort からVGAアダプターを使って外部モニターに接続していたのですが、MacBook Pro 13″にはUSB-Cしかないので、USB-Cハブを買う必要がありました。
Amazonで調べたところ、最近はUSB-Cが主流になりつつあるのか、選ぶのが大変なほどの数多くの種類があったのですが、VGAポートがあるUSB-Cポートはとても少なく、見つけた数種の中で一番小さくて安い、そしてReviewもまあまあ(4.1/5)なTobenoneの8-in-1 USB C to VGA Adapter Hubを購入しました。
VGAはもちろん、4K HDMI, USB 3.0, 87W PD, Ethernet, SD/Micro SD Slotと、思いつくに必要なポートは全てありますし、他との比較はできませんが、取り敢えず接続してみましたが、初動は問題なく良さげなUSB-Cハブです。
え? 未だに外部モニターにVGA接続しているの・・・?
それから、雑な性格なので新しいMacBook Proにも平気で傷を付けたりするのは目に見えているので、前回同様にプラスティックのケースも購入しました。
このケースはまだ開封していませんが、今日もMacBook Air(2015)でこの記事を書きながらも、何度かフリーズしては強制再始動、まさしく老体にムチを打ちながら使っている状態なので、何とか時間を見つけて、今週中にはMacBook Pro 13″の各種設定をして使用開始する予定なので、その時にこのケースも装着する予定です。
どうやら、Apple Silicon ARM Mac発表のApple Eventが11月10日(火)に開催されるようですが、それを聞いて再度「場合によっては返却しようかな〜」とぐずぐずはしていますが、少なくてもMacBook Pro 13″としては最後のIntelチップとなるメモリアルモデルの新しい相棒と、これから仲良くしていきたいと思っています。もちろんMacBook Air(2015)も大事に並用しながら・・
これからもがんばれIntel Mac! (最近さえないIntel株もほんの少し持っています・・・😂)